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M.Nさん カナダ

看護の視点で向き合った海外体験をインターナショナルナースの育成に活かしたいです。

カナダ

氏名:M.N(28)
性別:女性
参加プログラム:ワーキングホリデー

  • 渡航動機について教えてください。

    英語や海外の文化に興味を持っていました。看護師として内科病棟の終末期の患者さんと関わっているうちに、人生は一度きりと思い知らされて、死ぬ時にやりきったと思える人生にしたいと思いました。今の自分の人生で何ができていたか振り返って、やり残したことは留学だと思いました。とはいえ、看護師の仕事はやめたくなくて3年悩んだ末、ワーキングホリデーでの渡航を決めました。

  • 渡航前の就業状況を教えてください。

    内科病棟の看護師です。

  • 現地では主にどのような活動をされましたか?

    語学学校(3カ月+1カ月半) 

    バンクーバーの語学学校に入学。フルタイムで3カ月間、グラマー、リスニング、発音矯正のほか、医療と接点を持っていたかったので医療英語も学びました。帰国前にも、来たからには英語をもっとやりたいと考え再び学校に入学。フルタイムで1カ月半、弱点だった文法などの基礎固めをして帰国しました。

    病院見学

    カナダの看護を見る機会を語学学校から与えられました。自分でも患者として病院に行ったので計5回くらい見学しました。患者にはふれられなかったが、看護師の視線の投げ方、立ち振る舞い、食べ物など視覚的な部分で学べました。日本との違いは、日本は細やかな分、気にし過ぎな面もあり、カナダはフレンドリーでおおらか。医療現場でも異文化を学べました。医療レベルは日本の方が優れているという気づきもありました。

    旅行1カ月(ニューヨーク、日本からの友人のおもてなしで旅行)
    イベントに参加

    週末はいろいろなイベントに参加して現地での生活をフルに楽しみました。ジョギング、ホームパーティ、映画、クリスマスイルミネーション、サンタのパレード、企業や自治体のイベント、ゲイパレード、ランタンを飛ばすなど、イベントは毎週のようにありました。それらは情報誌や口コミで探しました。

  • 現地での居住環境について教えてください。

    ホームステイ

    語学学校の3カ月は、フィリピン人宅でホームステイ。他にメキシコ人、ブラジル人もステイしていました。ホームパーティの時は皆で一緒に食事したりしました。

    シェアハウス

    日本人2人と3人でシェア。ホームステイの経験から比較的きれい好きなアジア人の家を探して日本人とのシェアにしました。

  • 帰国後の就職活動の方法について教えてください。

    渡航中に元の上司からメールでオファーがきて、ヘッドハントされました。そこまでの準備としては、看護の英語を勉強し、現地の病院を視察見学しました。

  • 海外就業体験をどうアピールし、何が評価されましたか?

    面接は形だけでした。どういうことを海外で勉強したか、感じてきたかを質問されました。病院を見学した経験や英語力をアピールして評価されたと思います。大学病院でインターナショナルナースを育てる取り組みが始まったので、上司が自分を適任と思ってくれたではないでしょうか。上司からは「そのうちインターナショナルナースの教官にさせたい」と言われており、医療英会話を病院で学ばせてもらっています。

  • 帰国後から就職決定までに要した期間を教えてください。

    帰国前に実質決まっていました。

  • 就職活動の満足度とその要因を教えてください。

    満足しています。インターナショナルナースを育てる指南役としてヘッドハンティングされました。過去の6年間の看護師としての実績も評価されているかもしれないです。

  • Global ACEのサポートについて教えてください。

    渡航中

    最初のコーチングで担当のキャリアカウンセラーから「言いたくないことは言わなくてよいから」と言われ、他人の事の土足で踏み込まないマナーと品の良さを感じ、「この人なら信頼して話せる」と逆に何でも話すことができました。キャリアカウンセラーと共に目標を具体的に立てることで、自分のすべきことがより明確に見えました。目標設定シートは2枚印刷して、いつも見えるところに置きました。心のたるみやぶれが生じた時、初心に帰れるように使っていました。能力開発の面では、具体的にどのように能力を伸ばすかをキャリアカウンセラーが考えてくれたので実行しやすかったです。 また、日常生活の愚痴を肯定も否定もせずに聞いてくれて、自ら考えるように導いてくれました。自分も将来教育者を目指しているのでアドバイスの投げ方のお手本に見せてもらえました。「やり残したことないようにしたい」という私の意図を汲んで色々アドバイスをくれました。帰国直前のコーチングでは「悔いはないわね」というやり取りをするほど半年間でやりきりました。カナダでの経験と同様に自分にとってかけがえのないものは、働く女性として、人として、母として「人生の師」と思えるキャリアカウンセラーとの出会えたこと。彼女を目標にこれからも頑張りたいと思います。

    帰国後

    就職は既に決まっていたので就職支援のサポートはなかったが、帰国後すぐに海外体験評価シートを使って担当のキャリアカウンセラーのコーチングを受けました。渡航中は気づかない多くの気づきを得ました。また、インタビューを受けたことが自分の半年をつぶさに振り返る良い機会となりました。

就職決定おめでとうございます

  • 就労先(業種、職種など)について教えてください。

    大学病院勤務。呼吸器内科の病棟の看護師。外来には出ません。終末期の病棟なので、その人らしく生きられるサポートを一緒に考えられることがうれしいです。

  • 海外就業体験が仕事にどのように活かされていますか?

    カナダで一番感動したことは、町でぶつかると謝ったり、「良い一日を」と皆が気持ちいい挨拶や笑顔だったり、目を合わせて話すなど基本中の基本のことを当たり前にできていることです。そうした人との基本的なかかわりを自分もやっていくし、後輩にも指導していこうと思っています。日本は上下関係が厳しく、学生時代に日本の病院へ実習に行くと学生は邪魔者扱いでした。しかし、カナダの病院では忙しくても相手をしてくれて、「学ぼうとする人には教えます」という姿勢に感動しました。「人」として尊重されることの大切さを知り、それが看護にも出ていることをカナダで学びました。

  • 海外就業体験を今後どのように活かしていきたいですか?

    医療英語を学ぶことで自分の幅が広がりました。海外の患者さんが年々増加しているので、医療英語を皆に伝える役を担っていきたいです。将来の看護師にとって英語は必須。ベトナムやフィリピンからも看護師も招かないと間に合わなくなる時代に向け、インターナショナルナースを育てる教育者(看護師の先生)になりたいです。実際、渡航前から大学に在籍していて、この春に大卒資格を取り、大学院に行くので、教育者になるのは叶わない夢ではないと思います。大学院、そして助手、助教授と上がっていくのが今のビジョンです。

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